将棋の「王将戦」7番勝負の第2局で、愛知県瀬戸市出身の藤井聡太五冠が羽生善治九段に敗れ、1勝1敗となりました。

 藤井聡太五冠に羽生善治九段が挑む「王将戦」は22日、大阪府高槻市で第2局の2日目が行われました。

 リードを奪った羽生九段は終盤、藤井五冠の攻めを凌いで101手で勝ち、シリーズの対戦成績を1勝1敗としました。

羽生九段:
「受け間違うとすぐ負けそうな局面なので、かなり慎重に考えて。ちょっとほっとしています」

藤井五冠:
「考えていてもなかなか思わしい変化が見つからなかったかなというところはあります」

 第3局は28日と29日に金沢市で行われます。