障害のある人たちが手掛けた絵画作品などの展示会が、名古屋市瑞穂区の名古屋市博物館で開かれています。

 額縁から今にも飛び出してきそうな迫力あるヒョウ。アクリル絵の具と貼り絵で表現した薄暗い森から、こちらの様子を窺う姿が鮮やかに描かれています。

 会場には、名古屋市在住か市内の施設に通う、障害のある人たちが手掛けた絵画や写真など360点が展示されています。

 精神障害のある55歳の女性の作品は、絵画のようにも見えますが、実は漢字の「鶏」を崩しながら鳥の姿にアレンジしています。

 この作品展は2月12日までですが、5月ごろからはインターネットでの公開も予定しています。