新型コロナウイルスの変異とともに、後遺症も変わってきています。

 岡山大学病院が、今年1月までのおよそ2年間に後遺症専門外来を受診した569人の症状を変異株別に分析した結果ではデルタ株からオミクロン株では、味覚や嗅覚の障害は、3分の1から4分の1ほどに減っています。

 しかし倦怠感、頭痛、睡眠障害は訴えの割合が増えています。中でも睡眠障害は倍近くになっています。

 後遺症とワクチンについて、厚労省は接種が感染前、後遺症の発症後のいずれの場合についても、効果を示すデータはあるものの更なる検討が必要としています。

【動画で見る】睡眠障害が倍近くに…新型コロナの“後遺症専門外来” 約2年間に受診した569人の症状は 岡山大病院が分析