愛知県豊川市の町おこしに一役買っている演歌歌手・山川豊さん改め「豊川豊」さんが、15日新曲を発表しました。

 ゴールドのジャケットに、ピンクの頭。ド派手な衣装で登場したのは、演歌歌手の山川豊さん改め「豊川豊」さん(64)。

 市制80周年を記念し、「豊かな山」と「豊かな川」がある豊川市をPRしようと町おこしを引き受けました。

 気になるピンクのカツラは、豊川市が出荷量日本一を誇るバラをイメージ。ゴールドのジャケットは名物の「いなり寿司」をモチーフにしたといいます。

豊川豊さん:
「携帯で色々アップされましたところ、すごい数字が出まして。それだけインパクトがあるんじゃないかなと、中には(本当に)山川豊が改名をしたと。対応するのに大変だったんですね」

 そして15日、オリジナルソング「豊川、豊か」の配信も発表しました。

豊川豊さん:
「コロナで3年本当に大変な時期でしたから、皆さんに明るく元気を出してもらえれば嬉しいな。紅白歌合戦(出場)も狙っております」

 そしてミュージックビデオの撮影では、次のようなエピソードも。

豊川豊さん:
「(Q.撮影で一番苦労した点は?)歌ができると思ってなかったんですよ。だからその歌を覚えてなかったんですね、実は。それで時間をくっちゃって、皆さんに迷惑をかけたんですね」

 お茶目な一面も見せていたという大御所の豊川豊さん。その後、豊川市の観光名所・豊川稲荷で、名物いなり寿司や宝珠まんじゅうを食べ歩いて、食の豊かさをPRしました。

 その道中では多くのファンが…。

「豊さ〜ん、ステキ〜」

「こんな所であんな素敵な方にお会いできるなんてラッキーでした」

 そして、間もなく迎える豊川市制80周年、街の更なる発展を祈願しました。

豊川豊さん:
「見る所も食べる所もたくさんいい所ありますから、地方に行った時に色んな宣伝をしていきたいと思うし、『豊川豊を見たら元気が出てきたよ』みたいなそんな気持ちになってくれたら」

【動画で見る】愛知県豊川市の町おこしに一役…山川豊さん改め“豊川豊”さん オリジナル曲『豊川、豊か』をド派手に発表