岐阜市が業務委託先への代金の支払いを所定の期間内に済ませていなかった問題で、市が遅延利息の算出を誤り、余分に払っていたことが分かりました。

 岐阜市は2月3日、業者に委託した排水路の除草などの代金について、未払いや支払いの遅延が2017年度からの5年間で238件、合わせておよそ6100万円分あったと発表しています。

 代金は2023年1月23日までに支払い、2月1日に遅延利息およそ100万円を支払いましたが、この遅延利息のうち22社に支払った合わせて4万300円が余分だったことがわかりました。

 市は算出を誤った理由として「支払いが遅れた日数を10日間余分に算入したため」と説明していて、業者に返納の手続きを進めてもらうとしています。