三重県尾鷲市で、ワカメによく似た海藻「ヒロメ」の収穫が最盛期を迎えています。

 ヒロメは葉の部分が広いことから名付けられたといわれるワカメの仲間で、シャキシャキとした食感から、三重県南部などでしゃぶしゃぶや味噌汁の具として人気があります。

 尾鷲市大曽根浦の漁港では、港から500mほどの海面で鎌を使った収穫作業が進められています。

 2023年は水温が高いことなどの影響で例年に比べやや小さめですが、肉厚で良いヒロメが育ったということです。

 収穫作業は3月中旬まで続きます。