名古屋市は、リニア中央新幹線の開業を見据えて広場を設ける名古屋駅東側の再整備として、スクランブル交差点を3か所に設置する方針を明らかにしました。

 この方針は3月2日の市議会本会議で示され、従来から計画されていた、撤去されたモニュメント「飛翔」があったロータリーの三叉路交差点化に加え、名古屋駅の桜通口から大名古屋ビルヂング、広小路口や名鉄百貨店側からミッドランドスクエアに繋がる動線など3カ所にスクランブル交差点を設置し、駅と街のつながりや回遊性を強化します。

 市は、名古屋駅東側の広場について2023年度にもデザイナーを選定し、リニア開業に合わせて2027年度の完成を目指すとしています。

 また名駅西側の広場の整備については、2024年度から都市計画手続きに着手する方針です。


※画像は名古屋市提供