戦型は角換わりに…藤井五冠が史上最年少六冠目指す「棋王戦」第3局 11連覇目指す渡辺二冠は巻き返し狙う
愛知県瀬戸市出身将棋の藤井聡太五冠は、史上最年少での六冠を目指し、渡辺明二冠との「棋王戦」第3局に挑んでいます。
新潟市のホテルで5日朝に始まった棋王戦5番勝負の第3局。藤井聡太五冠はここまで2連勝で、勝てば棋王のタイトルを奪取し最年少20歳7カ月で六冠達成となります。
一方、棋王のタイトル11連覇を目指す渡辺明二冠は後がなく、巻き返しを狙います。
先手は藤井五冠。28連勝と好調が続く先手番で戦型を角換わりとしました。
(リポート)
「瀬戸市文化センターでは、藤井聡太五冠を応援しようと多くの人が集まっています」
藤井五冠の地元・愛知県瀬戸市ではパブリックビューイングが行われています。
瀬戸市民:
「ぜひ勝ってほしい。皆さんとお祝いしたい」
別の瀬戸市民:
「藤井君なら勝ってくれると思います」
棋王戦の持ち時間は4時間で、第3局は5日夜に決着する見通しです。