ムカデに端を発した三重県の知事公舎移転問題は、民間のマンションを借り上げて知事公舎とすることに決まりました。

一見三重県知事(2022年5月):
「(公舎に)ムカデが出まして。それもあって引っ越した方がええかなと」

 三重県の知事公舎を巡っては、老朽化で多くの維持管理費がかかることなどを受け、県は2022年10月から有識者会議を開き、移転などの対応について検討してきました。

 県は7日、その検討結果を公表し「民間のマンションを借り上げ知事公舎とする」と発表しました。

 マンションは、緊急時に知事が素早く県庁に行けることなどを条件に、津市内で探しているということです。

 現在の知事公舎については、当面は県で保有しますが、売却も視野に入れながら利用方法を検討するとしています。

【動画で見る】「ムカデ出る」に端を発し議論…三重県が知事公舎を民間マンションへ移す方針 老朽化した公舎は利用方法検討