三重県の一見勝之知事は14日の定例会見で、新型コロナで自宅療養する患者への食料支援について、3月30日で受付を終了すると発表しました。

 三重県では2021年1月から支援を始め、缶詰やレトルト食品、スポーツドリンクなど、最大およそ9000円分の食料を届けていました。

 終了は、2022年9月に療養期間中の外出自粛が緩和され、希望者の割合がピーク時の3分の1ほどに減ったことなどが理由で、一見知事は「引き続き日頃から食料品などの備蓄を」と呼びかけています。

 愛知県と岐阜県は、2023年5月に新型コロナが「5類」に変更されるまでは、食糧支援を継続する方針としています。

【動画で見る】3月末で終了へ…新型コロナの自宅療養者への“食料支援” 希望者の割合がピーク時の3分の1程に 三重県