衆議院小選挙区の区割り変更で新設された愛知16区について、自民党愛知県連は17日、党本部に候補者の擁立を要請しました。

 犬山市や江南市、小牧市などからなる愛知16区は、衆議院小選挙区の「10増10減」の区割り変更に伴い、新たに設けられた選挙区です。

 自民党愛知県連の丹羽秀樹会長らは17日午後、党本部を訪れ、茂木幹事長に愛知16区での公認候補擁立を要請しました。

 愛知16区を巡っては、連立を組む公明党が比例東海ブロック選出の伊藤渉衆議院議員(53)の擁立を3月9日に発表していて、自民党愛知県連からは与党内での候補者調整を求める声が上がっていました。

自民党愛知県連の丹羽秀樹会長:
「地元の市会議員、町会議員、県会議員と一緒に活動できる人物を選んでいただきたい。自民党からそういった人物を公認候補として出していただきたいと幹事長にお願いしました」

 愛知16区には、これまでに立憲民主党が元衆議院議員の松田功さん(55)を、国民民主党が医師の福田徹さん(40)の擁立を発表しています。