
侍ジャパンのメンバーで、アメリカとの決勝戦にも登板した中日ドラゴンズの高橋宏斗投手が28日午後、愛知県の大村知事を訪問し、WBC優勝を報告しました。
高橋投手:
「今回行われたWBCの大会で優勝することができたので、報告に参りました」
大村知事が気になるのは、決勝戦の裏側です。
大村愛知県知事:
「緊張した?」
高橋投手:
「緊張しました」
大村愛知県知事:
「ノーアウト1塁でトラウト選手を迎えて、その時の気持ちはどうでした?」
高橋投手:
「ホームランを打たれたら同点だったので、ホームランだけは避けないといけないなと思っていました」
大村知事はWBC世界一の功績を称え、高橋投手に愛知県スポーツ顕彰を授与する考えを明らかにしました。ドラゴンズでは、東京オリンピックで優勝した大野雄大投手に続いて2人目の受賞です。
その後、高橋投手は名古屋市役所を訪れ、河村市長にもWBC優勝を報告しました。河村市長からは、ドラゴンズの得点力強化に向けある提案が…。
河村名古屋市長:
「あんたからも監督に言ったりゃあ、『ファーストストライク全部打て』と。大谷選手も(メキシコ戦で)ファーストストライク打っとる。その方が強くなると思いますよ」
高橋投手:
「この大会を通してすごく野球自体に注目が集まっていると思いますし、自分自身、名古屋の方々や愛知のドラゴンズファンの方々に色んな期待をされていると思うので、しっかりと結果で超えていけるように自覚を持ってやっていきたいなと思います」
【動画で見る】WBC決勝の裏側は…中日・高橋宏斗に大村知事が“質問攻め” 河村市長からは中日の得点力強化で提案も