愛知県は、外国にルーツを持つ生徒を対象にした、全国初の中高一貫校を豊田市の県立衣台高校に導入する方針を示しました。

 外国にルーツを持つ生徒を対象にした中高一貫校を衣台高校に導入する方針は、大村知事が28日午後の会見で示しました。

 衣台高校は、外国籍の生徒が一般入試と別の試験で受験できる「外国人選抜」での合格者が多く、日本語の指導が必要な生徒を多く受け入れていることから導入が決まりました。

 2~3年後を目処に、まず地元の公立中学校と連携して日本語の学習と母語での教科指導を行う教育支援をスタートし、最終的に衣台高校に中高一貫校を設置するということです。

 大村知事は「外国にルーツのある生徒にとって、日本の生活に前向きになれる学びの場を提供したい」としています。

【動画で見る】外国にルーツ持つ生徒対象の中高一貫校 全国で初めて愛知県に導入へ 豊田市にある県立衣台高校に設置