名古屋市千種区の「星ヶ丘三越」にあるミニシアターが、2年半ぶりに営業を再開しました。

 名古屋市千種区の「星ヶ丘三越」。その9階に、定員68人の小さな映画館があります。43年前に開業した、全国でも珍しいデパートの映画館「三越映画劇場」です。

 新型コロナの影響で客足が減り、2020年10月から休館していましたが、31日から2年半ぶりに営業を再開。午前中の初回上映には10人ほどが訪れ、久しぶりのミニシアターを楽しみました。

女性客:
「待ち遠しかったですよ。お祝いしたい気持ちもあったりして。これからしばらくまた来られるなと思っています」

男性客:
「名演小劇場もなくなるみたいな話を聞いたので、小さい劇場がちゃんとずっとあるといいなと思っています」

 今後は映画の上映以外にも、星が丘テラスと連携したイベントなども開催していく予定。星ヶ丘の街全体で盛り上げていく方針です。

名古屋三越星ヶ丘店の担当者:
「星が丘エリア全体に広く再開を知っていただいて、映画を観た後も楽しんでいただけるような、エリアとして盛り上げていけたらなと思っています」

【動画で見る】43年前に開業…全国でも珍しい『デパートの映画館』2年半ぶりに再開「エリア盛り上げていけたら」