PTAが学校に沢山の寄付をしている実態について、調査に乗り出している名古屋市の河村市長が3日、保護者からも情報が寄せられていると明かしました。

河村名古屋市長:
「PTAの皆さんにもっと大きいお金を支出させとるんじゃないかと。子供さんのことやら医療なんかには1円も税金を惜しまないと言っているのであって、僕は結構深刻性を感じております」

 河村市長は3日の会見で、名古屋市立の学校へのPTAからの寄付の実態について、保護者からも情報が寄せられていることを明らかにしました。

 学校が本来の手続きを無視してPTAから備品など多数の寄付を受けていたことが、東海テレビの取材で明らかになり、市教委はすべての学校に過去5年間のPTAからの寄付を報告するよう求めています。

 当初の報告の期限は3月中でしたが、年度替わりで対応が難しいとの声が現場から上がり、「調査に万全を期す」として期限を4月21日に延長しました。

 東海テレビ「かわるPTA」で取材を続けています。pta@tw.tokai-tv.co.jpまでご意見・情報をお寄せください。

【動画で見る】PTAから学校へ“多数の寄付”判明…河村名古屋市長「もっと大きいお金支出させとる」保護者からも情報提供