連合愛知は2023年の春闘について、要求を出した395の組合のうち、214の組合が3月までに妥結したと発表しました。

 賃上げの平均は月額9621円で、2022年の同じ時期の集計に比べて、およそ4400円上回ったとしています。

 規模別の平均では、従業員300人以上の組合が1万615円、300人未満では8192円の賃上げで、いずれも比較可能な2013年以降最も高い水準です。

 2023年の春闘は歴史的な物価高の中、各組合が高い水準で賃上げを求めていて、中島裕子事務局長はここまでの妥結状況を「賃上げ額の高さも獲得した組合の数も、これまでにない広がりだ」としています。

【動画で見る】賃上げ額は2013年以降で最高水準…春闘で要求出した組合395のうち214で3月までに妥結 連合愛知が発表