264人が犠牲になった中華航空機の墜落事故から、26日で29年となりました。現場となった県営名古屋空港の近くにある慰霊施設に遺族らが集まり、献花や祈りを捧げました。

 1994年4月26日に起きた事故では、台北発の中華航空機がパイロットの操縦ミスで着陸に失敗して墜落し、乗客・乗員合わせて264人が死亡しました。

祖父を亡くした男性(25):
「写真でしか顔も見たことがないので、ずっと会いたかったなと。(祖父の)魂は生きていると思っているので、空でずっと見守っていて欲しい」

 慰霊施設では、事故が起きた午後8時15分に合わせ黙祷が捧げられます。

【動画で見る】264人が犠牲に…中華航空機の墜落事故から29年 県営名古屋空港近くの慰霊施設で遺族らが祈り捧げる