小学6年生と中学3年生が対象の全国学力テストは、2023年から初めて中学生の「英語」で話す能力を調査するスピーキング試験にオンライン形式が導入され、26日、愛知県内でも実施されました。

 オンライン形式のスピーキングの試験は、生徒らがヘッドホンを着けてタブレット端末から問題にアクセスし、話した声を録音して送信する形で解答します。

 ネットワーク環境の問題から、この試験のみ各学校ごとに5月26日まで日程をずらして実施されますが、結果は4月18日に行われた他の科目と同様に7月下旬に公表される予定です。

 2023年の全国学力テストは小中学生合わせておよそ205万1000人が受験していて、文科省は2025年度以降、他の科目でもオンライン形式を導入する方針です。

【動画で見る】声を録音して解答…中3対象の全国学力テスト 愛知でオンライン形式の試験初実施 英語のスピーキング