JR東海は26日、3年ぶりの黒字となった2022年度の連結決算を発表しました。

JR東海の丹羽社長:
「日本の社会経済がコロナへの対応力を高めてきた。移動が活発化した結果、3期ぶりの黒字に結びついたと」

 JR東海は2022年度の連結決算を発表し、売上高が1兆4002億円と2021年度の同じ時期に比べ49.7%増え、純利益は2194億円と3年ぶりに黒字に転じました。

 新型コロナの規制緩和による旅行需要の回復などで、東海道新幹線・在来線ともに好調で、運輸収入が6割あまり増加したことが主な要因です。

 2023年度は、新型コロナの「5類」引き下げに伴い利用がさらに増加するとして、純利益をおよそ14%アップの2500億円と見込んでいます。

【動画で見る】3年ぶり“黒字”…JR東海の昨年度連結決算 純利益2194億円 今年度は5類引き下げで2500億円見込む