愛知県瀬戸市出身・将棋の藤井聡太六冠が名古屋での「叡王戦」第3局に勝利し、タイトル防衛に王手をかけました。

 藤井六冠に菅井竜也八段が挑戦する叡王戦五番勝負はここまで1勝1敗で、第3局は名古屋市東区の料亭「か茂免」で6日朝から始まりました。

 対局は互いに持ち時間を使い切り、終盤は1手を1分以内に指さなければならない1分将棋に。形勢が二転三転する激戦となりましたが、午後7時前、藤井六冠が163手で勝利し、タイトル防衛に王手をかけました。

藤井聡太六冠:
「非常に難しい将棋で、中盤の構想の立て方があまり良くなかったかなというところもあったので、そのあたりを課題としてまた次局頑張りたい」

 第4局は5月28日、岩手県で行われます。