愛知県に住む40代の男性がサル痘に感染したことがわかりました。東海3県でサル痘の感染が確認されるのは初めてです。

 愛知県によりますと、県内に住む40代の男性は発熱や倦怠感などを訴えて5月16日に医療機関を受診し、PCR検査の結果、サル痘への感染が確認されました。

 2022年7月、国内1例目の患者が確認されていて、厚生労働省によると東海3県での感染確認は初めてです。

 男性に海外渡航歴はなく、詳しい感染経路はわかっていません。

 サル痘はウイルス性の感染症で、感染した人や動物の血液や体液に触れた場合などに感染するケースがあり、発熱や頭痛、発疹などの症状がみられるということです。

 愛知県は感染を疑う症状がみられた場合、かかりつけ医や最寄りの医療機関に相談してほしいとしています。

【動画で見る】海外渡航歴なく感染経路不明…『サル痘』感染者を東海3県で初確認 愛知の40代男性で発熱や倦怠感等訴える