岐阜県北方町の結婚式場で5月20日に客が下痢や嘔吐などの症状を訴えたことを受け、保健所は「食中毒」と断定し、この結婚式場の厨房を営業禁止処分としました。
食中毒が発生したのは、北方町の結婚式場「ル・シャン・ド・クク」で20日に行われた披露宴などに出席して食事をした人のうち、56人が下痢や嘔吐の症状を訴えました。
その後、岐阜保健所本巣・山県センターが調べたところ、客ら計7人からノロウイルスが検出されたということです。
これを受け保健所は原因は食中毒と断定し、24日付けで結婚式場の厨房を再発防止措置が取られるまでの間営業禁止処分としました。
岐阜県内では2023年に入ってから8件の食中毒が発生していて、保健所が注意を呼び掛けています。
【動画で見る】ノロウイルス検出…“結婚披露宴”等で食事した56人が下痢や嘔吐等 食中毒と断定し式場の厨房を営業禁止に