愛知県瀬戸市の陶芸家・加藤令吉さんが70歳の古希を迎えることを記念した作品展が、名古屋市中区の松坂屋名古屋店で開かれています。

 加藤さんは400年以上の歴史を持つ「背戸窯(せとがま)」の22代目で、会場には新作の壺や茶碗などおよそ80点が展示されています。

 黒や白の釉薬を使ったスタイリッシュなデザインの作品が多い加藤さんですが、今回の展示では青やピンクなど鮮やかな色味の作品が多く並びます。

 明るい色味のピンクを基調に金や銀の色を乗せた壺には「コロナ明けの世の中を明るく照らしたい」という願いが込められています。

 この作品展は松坂屋名古屋店で5月30日まで開かれます。