2026年、愛知県をメイン会場に開かれるアジア競技大会で、競泳と馬術の会場が愛知から東京に変更されました。

 アジア競技大会の競泳と飛び込みの競技会場を巡っては、名古屋市南区の日本ガイシアリーナのプールが使われる予定でしたが、2022年にアジア・オリンピック評議会が「プールサイドの幅が狭い」などとして、開催を認めない通告をしていました。

 大会組織委員会会長の大村知事は5日の会見で、プールの改修工事に多額の費用がかかることなどから名古屋での開催を断念し、会場を東京都江東区のアクアティクスセンターに変更すると発表しました。

 馬術の競技会場についても、尾張旭市の愛知県森林公園から東京のJRA馬事公苑に変更する方針です。大村知事は「大会を実現するためにやむを得ない判断」と説明しています。

※画像は名古屋市教育スポーツ協会提供

【動画で見る】馬術会場もJRA馬事公苑に…愛知がメイン会場の2026年アジア競技大会 競泳と飛び込みの会場を東京に変更