トウモロコシから抽出したエタノールを混ぜ、自然環境に配慮した新たなガソリンの一般販売を名古屋の会社が始めました。

 販売が始まったのは、トウモロコシから抽出したエタノールを混ぜた「E7ガソリン」で、製造や販売を手掛ける名古屋市港区の中川物産で8日に記念式典が開かれました。

 E7ガソリンは、原料となるトウモロコシが成長の過程で二酸化炭素を吸収するため、通常のガソリンよりも実質的な排出量を削減できるということです。

中川物産の中川秀信社長:
「環境に配慮したバイオ燃料の販売にも注力いたしている。E7ガソリンの普及に一丸となって取りんでまいります」

 今後は名古屋市内の給油所を拠点に、東海3県での普及を見込んでいます。

【動画で見る】トウモロコシから抽出のエタノール混ぜる…自然環境に配慮した新たなガソリン『E7』名古屋の会社が販売開始