愛知県豊橋市で販売されたフグの白子に、有毒部位の「卵巣」が混入している可能性があることが分かりました。

 豊橋市によりますと、豊橋魚市場の「魚喜久商店」で8日に販売された石川県産「ゴマフグ白子」に、フグの卵巣が混入している可能性があると、店から保健所に連絡がありました。

 業者から店に連絡があり発覚したもので、量り売りで1人が購入していましたが、これまでのところ回収はできていないということです。

 フグの卵巣には「テトロドトキシン」という猛毒が含まれ、食べると早ければ20分ほどで痺れや麻痺、呼吸困難などを発症し、最悪の場合は死に至る恐れがあります。

 豊橋市は、絶対に食べず店に返却するか、保健所に連絡するよう呼びかけています。

<豊橋市保健所>
0532-39-9122

【動画で見る】猛毒テトロドトキシン含まれる…『フグの卵巣』が白子のパックに混入の可能性 1人が購入も未だ回収できず