準決勝は羽生九段と…藤井七冠が『王座戦』の挑戦者決定トーナメントで村田六段に勝利 最終盤で逆転
愛知県瀬戸市出身、将棋の藤井聡太七冠が、残るタイトル「王座」の挑戦者決定トーナメントで逆転勝利し、準決勝に進出しました。
藤井七冠は20日、将棋の八大タイトルのうち、残る王座の挑戦者決定トーナメントで村田顕弘六段と対戦しました。
対局は独自の作戦で挑んだ村田六段が優位に立ちましたが、最終盤で藤井七冠が一瞬の隙をついて逆転し、94手で劇的な勝利を収めました。
藤井七冠:
「終盤も苦しい局面がずっと続いて、最後の最後に勝ちになったのかなと」
村田六段:
「自分が全く見えない手を指されていて、毎度ながら藤井七冠に勝つ大変さを思い知らされました」
王座の挑戦権獲得まであと2勝となった藤井七冠。準決勝では羽生善治九段と対戦します。