愛知県豊橋市では夏場に増える食中毒を防ごうと、保健所がスーパーなどへの立ち入り検査を行っています。

 26日、豊橋市の食品スーパーには保健所の食品衛生監視員が訪れ、調理器具の洗浄や消毒の方法のほか、陳列棚の温度管理など、食中毒を防ぐための管理体制を確認しました。

 また、魚介類や食肉など一部の食品を持ち帰り、食中毒の原因となる菌などがないかを調べる抜き取り検査も行われました。

豊橋市保健所の担当者:
「こちらのスーパーさんの衛生管理状況は非常にすばらしいものでした。20~50度が非常に急速に(菌が)増殖する温度帯になります。すぐに食べることができない場合は、しっかりと冷蔵庫に入れて温度管理をしていただくことが重要になります」

 豊橋市では、8月までに55の事業者に立ち入り検査を行います。