名古屋市中区栄の三越が入るビルの建て替え計画が、凍結されました。

 名古屋栄三越が入る商業ビルを運営する「オリエンタルビル」は、2019年10月に地上34階建ての高層ビルへの建て替え計画を明らかにしていました。

 29年をめどに高層階にはオフィスや高級ホテルを誘致する計画でしたが、オリエンタルビルは、建築費の高騰やコロナ禍を経てオフィスの需要が不透明になったことを受け、計画を一時凍結すると決めたということです。

 現在の建物は老朽化が進んでいることから、高層ビルとは別の形での建て替えを検討するとし、担当者は「栄の再開発状況も見極め、新たな計画を模索する」と話しています。

【動画で見る】高層ビルとは別の形で検討へ…名古屋栄三越が入るビル 運営会社が建て替え計画凍結「新たな計画を模索する」