三重県津市で、4歳の女の子が母親による暴行で死亡したとみられる事件での児童相談所の対応をめぐり、第三者委員会による検証が始まりました。

 津市の中林りゑ子容疑者(42)が、娘のほのかちゃん(4)を暴行し死亡させたとして逮捕された事件をめぐっては、県の児童相談所が去年2月に虐待の通告を受けて親子と面会したあと、1年以上もほのかちゃんの様子を直接確認していませんでした。

 14日午前10時すぎから、大学教授や弁護士などで構成する第三者委員会の初会合が開かれ、冒頭ではほのかちゃんへ1分間の黙とうが捧げられました。

 第三者委員会は今後も会合を重ねた上で、県への提言をまとめる方針です。