台風7号の影響で開催を22日に延期した三重県熊野市の「熊野大花火大会」が、天候の影響で再び延期となりました。

 熊野大花火大会は、約1万発の花火が打ち上げられる熊野市の夏の風物詩で、新型コロナの影響で2023年が4年ぶりの開催となり、12万人ほどの来場を見込んでいます。

 花火大会は、台風7号の影響で8月17日だった開催日を22日に延期していましたが、熊野市などによりますと、日本の南の海上にある熱帯低気圧の影響で海上の波が高くなる恐れがあることから、29日への再延期を決めたということです。

 熊野大花火大会では、船の上からも花火を打ち上げますが、高さ1.5メートル以上の波が見込まれる場合は、設置作業や安全に打ち上げることが難しくなるということです。