テレワークによる通勤利用客の減少などを理由に、名古屋鉄道が申請していた運賃値上げについて、国土交通省が9月1日に認可しました。

 名古屋鉄道は、テレワークの定着などで年間の利用客数が2割ほど減少したことなどを理由に、国土交通省に平均10%の運賃の値上げを申請していて、1日に認可されました。

 2024年3月16日から、初乗り運賃は現在の170円から10円値上げして180円となります。

 金山駅から名鉄名古屋駅は現在の190円から210円に、名鉄名古屋駅から名鉄岐阜駅は現在の570円から630円になります。

 名鉄の運賃値上げは、消費税増税に伴う料金改定を除くと、1995年以来28年6か月ぶりとなります。

【動画で見る】初乗りは170円→180円に…名古屋鉄道が申請した運賃値上げを国が認可 値上げは消費税増税時を除き95年以来