中古車販売大手のビッグモーターが、8月末に愛知県と三重県の一部店舗を閉鎖したことがわかりました。

 閉鎖されたのは、愛知県大府市の「大府店」と三重県四日市市の「四日市日永店」です。

 関係者によりますと、9月1日からはそれぞれ名古屋茶屋店、四日市店などの大型の店舗に店の機能を統合し、営業などのスタッフもすでに勤務先を移しているということです。

 ビッグモーターは、保険金の不正請求などの不祥事で客の数が大きく減っているとみられ、経営状況が悪化する中、店舗の廃止・統合で合理化を進める狙いがあるとみられます。