愛知県豊橋市の特別養護老人ホーム「つつじ荘」で、虐待の可能性が発覚しました。

 豊橋市によりますと、市が運営するホーム「つつじ荘」で2023年8月、エアコンが故障した3つの部屋から、70代から100歳代までの利用者4人のベッドを冷房が効く廊下に移動させていました。

 4人はエアコンの修理が終わるまでの3週間、廊下で生活させられたほか、関係者から、利用者同士の間にプライバシー保護の仕切りを置かず、おむつ交換などをしていたという通報もあったということです。

 このホームでは、2022年7月にも同じ理由で一部の利用者を廊下で生活させていたということで、市は虐待にあたる可能性もあるとみて職員への聞き取りを進めています。

【動画で見る】虐待にあたる可能性…特別養護老人ホームで利用者が3週間「廊下で生活」仕切り置かずおむつ交換との通報も