愛知県の大村知事は2日に会見を開き、県が所管するすべての障害者グループホーム315カ所に、利用者への食材費徴収に関する実態調査を始めたと明らかにしました。

 この調査は、東京に本社を置く福祉事業会社「恵」が、愛知県岡崎市内で運営する障害者グループホームで、実費を上回る請求があった疑いが浮上したことを受けたものです。

 10月末までに調査票を通じて過去3年間の食費の徴収状況などを回答するよう求めるほか、名古屋市・岡崎市などの中核市、それに大府市にもそれぞれが管轄する合計451の事業所に同様の調査をするよう依頼しています。

【動画で見る】福祉事業会社が過大請求の疑い…所管する全ての障害者グループホームで食材費徴収の実態調査開始 愛知県