
愛知県瀬戸市出身の藤井聡太七冠が将棋の「八大タイトル独占」をかけて挑む王座戦第4局が、京都市のホテルで始まりました。
藤井七冠はここまで2勝1敗で、11日に勝てば王座を奪取し、前人未到の将棋の八大タイトル独占となります。
先手はカド番となった永瀬拓矢王座で、早くも予想外の手を指し、藤井七冠の持ち時間を消費させています。
藤井七冠の地元・愛知県瀬戸市の喫茶店「喫茶スマイル」では、早くも八冠を祝うための準備が進められています。
喫茶スマイルの店長:
「早く八冠になってほしくて楽しみです。取る瞬間をこの店でみんなで味わいたいです」
喫茶店の店内には市民や将棋ファンが集まり、対局の行方を見守っています。
将棋ファン:
「今日は会社を休んで東京から来ました。勝った時に商店街でくす玉を割るので、その場所にいたいなと思って」
別の将棋ファン:
「負けない将棋ですね、今日の将棋を見てるとね。藤井、頑張れ!」
王座戦第4局は11日夜に終局する見込みです。
※画像は日本将棋連盟提供