NTT西日本の子会社2社は17日、コールセンターシステムの運用などを担当していた元派遣社員が、顧客の住所や電話番号など約900万件の個人情報を外部に流出させていたと発表しました。

 2013年から10年間にわたり、私物のUSBメモリで名簿業者に情報を渡していたということです。

 これを受け、国民健康保険の加入者に健康診断の受診を促す電話をかける業務を委託していた愛知県豊橋市は、市民およそ3万人分にのぼる個人情報の不正流出が確認されたと発表しました。今後の対応は会社側と協議するとしています。

【動画で見る】元派遣社員が名簿業者に情報渡す…NTT西日本子会社で約900万件の個人情報流出 豊橋市でも約3万人分確認