愛知県西尾市の一色漁港で24日、夏場に活力をくれたウナギを供養する式典が開かれました。

 ウナギ養殖が盛んな西尾市の一色町で開かれた式典には、県内の養殖業者ら70人が参列しました。読経が流れる中、喪服姿の人たちが焼香をし、土用の丑の日などの夏場に消費されたウナギに感謝の思いを込めて手を合わせていました。

 式典の後には、稚魚のシラスウナギの豊漁を願って、約5000匹のウナギが海に放流されました。

愛知県養鰻漁業者協会の山本浩二会長:
「われわれが放流したウナギが、この海で育まれ回帰してくると期待して、ずっと継続してやっております」

【動画で見る】夏場の消費されたウナギに感謝…養殖が盛んな西尾市一色町で『ウナギ供養』式典後は約5千匹を海に放流