職員に“アホ”や“巨乳”など…「ジョークの中で不適切な言葉」ハラスメント問題の東郷町長が町議らに説明

　愛知県東郷町の井俣憲治町長が、複数の職員に対してパワハラやセクハラとみられる言動を繰り返していた問題で、15日朝、町長が「ジョークを言う中で不適切な言葉が出た」と説明しました。

井俣町長：
「深くお詫び申し上げます」

　東郷町の井俣憲治町長は町議会議員が集まる会合に出席し、自らの言動について謝罪しました。

　井俣町長を巡っては、複数の職員に対して「アホ」「バカじゃねえか」などと、パワハラ発言を繰り返したほか、女性職員に対して「いつ巨乳になって帰ってくるの？」といった発言などをしていたことが、職員が独自に行ったアンケート調査で明らかになりました。

　15日の議員への説明で井俣町長は、「ジョークを言う中で不適切な言葉が出た」と説明しました。

井俣町長：
「私自身がジョークを挟んだ会話を好む傾向があるということもあり、そこにいる職員の間で笑いが起きたりしながら仕事が進んでいたわけではありますけど、不適切と私自身も思っているワードが上がっているものも、そういった中で出てきているものだと認識しております」

　井俣町長は外部の弁護士らを集めた第三者委員会を立ち上げて検証を進める考えを示しました。