中日ドラゴンズの根尾昂投手は21日、250万円ダウンの1600万円で契約更改しました。

 根尾投手は今シーズン、先発投手としてスタートを切り、9月に今季初登板を果たすとプロ初勝利とはなりませんでしたが、2試合を投げて自責点1、防御率は0.71と先発投手の役割を果たしました。

 契約更改で球団からの提示は…。

根尾投手:
「ダウンで、1600万ですね」

 去年2022年より250万円ダウンの1600万円でサインしました。

根尾投手:
「2軍でも球数がかさんだりとか、なかなかチームに流れが来ないようなピッチングをたくさんしていたので。同じ失敗を繰り返さないというところを肝に銘じながら、どんどんステップアップしていきたいなと思っています。野手も経験しているので、そこは最大の武器にして。試合に出た際にはしっかり攻撃の方にも参加できるように、しっかり練習して準備します」

 そして、3月にワールドベースボールクラシックで侍ジャパンの一員として戦った高橋宏斗投手。

 シーズンでも1年間先発ローテーションを守り、キャリアハイの7勝。さらに初の規定投球回に到達。2800万円アップの6300万円でサインしました。

高橋宏斗投手:
「それ(WBCの経験)がなかったら、今このような成績で終われていないかもしれないので、そこはWBCの経験が自分自身を良くしてくれたかなと思います。来年も負ける試合を1試合も作りたくないので、頑張りたいなと思います」

 また、今シーズン自己最多の114試合に出場した3年目の龍空選手は、550万円アップの1900万円でサイン。86試合の出場にとどまった高橋周平選手は、現状維持の推定6750万円でサインしました。

【動画で見る】中日・根尾が契約更改 250万円ダウンの1600万円でサイン「レベルアップし野手の経験も最大の武器に」