岐阜県高山市では、伝統の正月飾り「花もち」づくりが最盛期を迎えています。

 花もちは、冬に生花が手に入りにくかった飛騨地方で古くから親しまれている正月飾りで、木の枝に紅白の餅を巻き付けて作られます。

 高山市の工房では近所の女性らが集まり、餅が固くならないようにストーブで暖かくした部屋で、全体のバランスを見ながら餅を巻き付けていました。

 この工房では、1本の枝の小さなものから高さ2mほどの大きな花もちまで様々な種類を作っていて、作業は12月25日まで続きます。

【動画で見る】木の枝に紅白の餅…飛騨地方伝統の正月飾り『花もち』づくりが最盛期 高さ2m程の大きなものも 岐阜