三重県鳥羽市の近鉄志摩線で10日夕方、特急列車の運転士が赤信号で止まらず発進し、列車の一部が破損しました。この影響で10日は線路の点検のため、五十鈴川駅から賢島駅の間で終日運転見合わせとなりました。
近鉄によりますと10日午後6時ごろ、賢島発近鉄名古屋行きの特急「アーバンライナー」の運転士が近鉄志摩線・志摩赤崎駅で、赤信号で止まらず発進し、列車の衝突を防ぐため設けられた安全側線に入りました。
その後バックして本線に戻りましたが鳥羽駅に着いた際、車両へ電気を供給するパンタグラフが破損していることが分かりました。
列車に乗っていた5人にケガはありませんでした。
その後、線路の点検を行うため、近鉄鳥羽線・志摩線の五十鈴川駅から賢島駅の間が終日運転見合わせとなりました。
11日は、始発から平常通り運転しています。
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