三重県鈴鹿市のアパートで9日午後、高齢男性が殺害されているのが見つかった事件で、近所の人が男性の怒鳴り声を聞いていたことがわかりました。

 1月9日午後3時半過ぎ、鈴鹿市末広北のアパートの一室で、この部屋に住む清掃員・近藤康夫さん(77)が首に衣類が巻き付いた状態で死亡しているのを、訪ねてきた親族が発見しました。

 警察は何者かが近藤さんの首を絞めたとみて殺人事件と断定し捜査していますが、遺体発見数時間前の午前11時ごろ、近所の人が怒鳴るような男性の声を耳にしていたことが分かりました。

近所の人:
「孫が声を聞いたのは、(9日午前)11時から11時半くらいまでの間だと思う。大きな男の人の怒鳴り声がして、『なんやろな』と思ったけど」

 司法解剖による近藤さんの死亡推定時刻は、怒鳴り声よりも早い9日の未明とされていますが、警察は事件との関係を慎重に調べています。

【動画で見る】近所の人が“男性の怒鳴り声”聞く…アパートで殺害された高齢男性が見つかった事件 遺体発見の数時間前に