名古屋のカラオケ店やマンションで女性2人が相次いで殺害された事件で、逮捕された風俗店店員の男は、「自分の店を持つのが目標」と将来の目標を語っていました。

 名古屋市中区の風俗店店員・曽我春暉容疑者(25)は、名古屋駅近くのカラオケ店で20歳の女性を殺害した疑いに続き、自宅マンションの風呂場で交際相手・長野汐里さん(30)を溺死させた疑いでも再逮捕され、18日朝、送検されました。

 女性向け風俗店の店員をしていた曽我容疑者から、1年ほど前に接客を受けたという女性が、当時の様子を語りました。

曽我容疑者の客だった女性:
「第一印象は背が高くてすらっとしていて、好青年だと思った。『自分のお店を持つのが目標』『独立して女性用風俗のお店を持ちたい』と言っていましたね」

 曽我容疑者はその後、目標通り独立し風俗店を経営していたとみられますが、関係者によりますと、事件の3カ月ほど前からは仕事をしている様子が見られなかったということです。

 当初2人の殺害を認めていた曽我容疑者は、その後黙秘に転じています。

【動画で見る】接客受けた女性「好青年だと…」女性2人を殺害した疑いの風俗店店員の25歳男 女性客に語っていた“目標”