
大雪の影響で、岐阜県の名神高速・関ケ原IC付近では約1200台の車が立往生し、25日午前0時時点でも解消のメドが立っていません。
NEXCO中日本によりますと、名神高速の関ケ原IC付近では24日午前10時半ごろから上りでおよそ5km、下りで6kmほどにわたって、トラックなど1200台ほどが立往生しました。
防衛省は岐阜県からの災害派遣要請を受けて、陸上自衛隊の隊員350人を現地に派遣し、除雪作業のほか、食料や燃料の供給にあたっています。
立ち往生した人の中には、歩いて高速道路を降りて近くのコンビニに買出しに行く人の姿も見られました。
午後7時ごろから少しずつ車が動き始めましたが、解消のメドは立っておらず、これまでに1歳と5歳の男の子を含む3人が体調不良を訴えて病院に搬送されました。
午後11時現在の積雪は関ケ原町で57cm、白川村で107cmなどとなっていて、26日午後6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で岐阜の山地で70cm、平地で50cmなどとなっています。
愛知県の雪のピークは過ぎたとみられますが、岐阜と三重ではこの後も警報級の大雪となる恐れがあり、路面の凍結などへの警戒が必要です。
【動画で見る】解消のめど立たず…大雪による名神・関ケ原IC付近での立ち往生 1歳と5歳の子供含む3人を体調不良で搬送