31日午後、爆発を伴う火災が発生した愛知県武豊町の火力発電所は、運営するJERAのホームページによりますと、1966年に中部電力が1号機の運転を開始しました。

 その後4号機まで増えましたが、老朽化により2016年までに廃止し、現在操業しているのは、2022年に運転を開始した5号機です。

 現在はJERAという会社が運営していますが、JERAは東京電力ホールディングスの子会社と中部電力が折半して出資する会社です。

 爆発があった5号機は、約63万平方メートル、最大出力は107万キロワットで、これは240万世帯分の供給量にあたり、単機出力としては国内最大級です。

 石炭や木質バイオマスを燃料にした最新式の発電施設で、高い混焼率で二酸化炭素排出量を大幅に削減できるのが特長だということです。

【動画で見る】爆発あった5号機は2022年に運転開始…火災起きた『武豊火力発電所』とは 運営するJERAは中部電力等が出資