三重県伊勢市の伊勢神宮で14日、皇室から送られた御馬(みうま)の牽進(けんしん)式が行われました。

 栗毛のアングロアラブ種「本勇(もといさむ)号」は14日、伊勢神宮に到着しました。2023年6月に神馬(しんめ)の1頭が死んだことを受け、新たに皇室から贈られました。

 14日は御馬が神馬に変わる牽進式が執り行われ、金の菊花紋章の入った馬衣をつけて境内を歩き、一般の参拝客は入ることのできない外玉垣南御門へと入っていきました。

 神職に祝詞を奏上されて神馬となった本勇号は神様に仕え、参拝客を見守ります。

【動画で見る】新たに皇室から贈られた1頭…伊勢神宮で御馬が“神馬”に変わる牽進式 栗毛のアングロアラブ種の「本勇号」