JR東海は、東海道新幹線こだま号を使った法人向けの即日輸送サービス「東海道マッハ便」を始めると発表しました。

 サービスは、こだまの11号車にある業務用スペースを利用して、3辺の合計が120センチの段ボール最大40箱相当の荷物を輸送するものです。

 区間は東京〜名古屋間と東京〜新大阪間で、新幹線の高速で揺れが少ない特性を活かして、医薬品や弁当など食料品の輸送を想定しています。

 JR東海によりますと、2024年4月以降で準備が整い次第サービスを開始するということです。

 物流業界はトラックドライバーなどの労働時間が制限される「2024年問題」を抱えていて、JR東海の丹羽俊介社長は「問題の解決のため少しでも貢献していければ」とコメントしています。

【動画で見る】こだま号で“東海道マッハ便”…JR東海が新幹線使い法人向け即日輸送サービス開始へ 医薬品や食料品を想定