名古屋市が少子化対策の一環として小学生を対象に、無料で地下鉄や市バスに乗車できる「子どもパス」を導入する方針を示しました。

名古屋市子ども青少年局 佐藤誠司局長:
「子供が保護者と一緒に様々な場所へ出かけ体験を広げる機会になるとともに名古屋の子どもを応援するメッセージにもなる」

 5日の市議会の本会議で、名古屋市は議員からの質問に対して、少子化対策の一環として子どもが無料で地下鉄や市バスに乗車できる子どもパスを導入する方針を示しました。

 子どもパスは名古屋市在住の小学生を対象としたもので、通年を想定した子どもパスの導入は政令指定都市として初めてです。

 導入時期は未定ですが、名古屋市は2025年度までに夏休み中など期間を限定した試行で効果を測定し、導入に向けた検討を進めたいとしています。

【動画で見る】無料で地下鉄や市バスに乗車できる…小学生対象の『子どもパス』名古屋市が導入方針 少子化対策の一環で