名古屋市の東山動植物園にコアラが来園してから2024年で40周年となるのを記念し、当初から支援を続けるブラザー工業が記念品を贈りました。

 東山動植物園は1984年10月、東京の多摩動物公園などと同時に日本で初めてコアラを受け入れ、現在は9頭を飼育しています。

 名古屋市に本社を置くブラザー工業は、当時コアラ舎の建設費用を寄付し、その後もコアラの学習展示施設を寄贈するなどの支援を続けていて、8日、コアラ来園40周年を記念する園のスタッフ用のTシャツを寄贈しました。

 山口浩明動物園長は「来園者に絶滅危惧種コアラについて考えてもらう特別な年にしたい」と挨拶し、Tシャツは16日から始まる東山動植物園春まつりから着用するということです。

【動画で見る】東山動植物園にコアラが来園し40周年 ブラザー工業が記念のスタッフ用Tシャツを寄贈 当初から支援続ける